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名称 飯盛杉 (いいもりすぎ) 名称の典拠 現地の案内図(注1) 樹種 スギ 樹高 35m(注2) 目通り幹囲 7.0m(注2) 推定樹齢 300年以上 所在地の地名 福井県勝山市北郷町岩屋 〃 3次メッシュコード 5436−13−35 〃 緯度・経度 北緯36度06分46秒 東経136度26分15秒(注3) 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2006年6月3日 注1)設置者・設置年月とも不詳 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)位置の精度については自信なし 岩屋観音堂から、子持杉(岩屋の大杉)の前を通り、案内図の道順に沿って進むと、岩屋稲荷神社の隣に飯盛杉が立つのが認められる。 命名の由来を始め、この木についての情報は何も示されていないので、詳細は知らない。(※) 岩屋の大杉を見た後なので、どうしても比較してしまうが、あちらはあちら、こちらはこちら。立ち止まって、しげしげと眺めるに十分な体格である。 ※)後日の再訪問で、いろいろなことをお聞きすることが出来た。 名の由来については、弘法大師が諸国行脚の途中、ここに立ち寄られ、食事をとった。その後、箸を左右に1本ずつ地に挿したのが大きくなったとする伝説があるから。 従って、向かって右にも同様な大杉がもう1本あったが、それは70年ほど前に失火で焼失してしまった。 ある人がテンを獲ろうと追って来たら、テンは杉の根元に開いた空洞内に逃げ込んでしまった。ならば、いぶし出そうと、開口部の外で火を燃やした。ほかにも逃げ口があったのか、テンは出てこず、諦めて帰宅した。火は消したつもりだったが、空洞内に移っていたのだろう。翌日、大杉が燃えていた。そんなことがあったのだそうである。 教えて下さった方がまだ子供の頃、誤って火事を起こした当の本人からお聞きになった話だそうである。 |
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