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名称 須賀神社大楠 (すがじんじゃおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 9.5m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 静岡県磐田市西島
〃 3次メッシュコード 5237−07−81
〃 緯度・経度 北緯34度44分26.5秒
東経137度53分42.8秒
磐田市指定天然記念物(2005年11月21日指定)
撮影年月日 2006年12月24日
注1)設置者・設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
須賀神社の鎮座する西島は磐田市の東端。その東はもう袋井市だ。
県道413号(磐田袋井線)から、住宅街の狭い道を100mほど南に入ると、境内の隅に立つクスノキの姿が見えてくる。
大枝を途中からすべて失い、ずんぐりした姿だ。枝を失った場所は、瘤になったり、空洞ができていたり。すらっとした幹の若いクスノキと比べると、まるで違う樹種を見ているようだ。というか、別種の生物に見えると言っても、過言でないかも知れない。
しかし、樹勢は悪くなさそうだ。太い幹の途中から、いきなり若枝が出ていたりする。大した生命力だ。
クスノキの立つ位置は、本殿の真後ろ。注連縄はないが、クスノキ自身も信仰の対象だったのだろう。
撮影をしていたら、熟年の男性が4〜5名、境内を通り過ぎた。正月を迎える準備に来ておられたのかも知れない。「すばらしいクスノキですね」と声を掛けたら、朗らかな声を返して下さった。その言葉の内に、クスノキを地域の誇りとしていることが感じられた。 |
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