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名称 省光寺のイチョウ (しょうこうじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県磐田市見付
〃 3次メッシュコード 5237−06−78
〃 緯度・経度 北緯34度43分43.6秒
東経137度51分27.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年12月26日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
県道86号(磐田原インター線)は、東名高速道路磐田インターと磐田市中心部を結んでいる。交通量も多い。
この県道に東面して時宗嶺松山省光寺がある。
2008年に磐田市教育委員会が設置した案内板によれば、省光寺の創立年代は不詳。古くは真言宗だったが、鎌倉時代中期、一遍上人が巡錫した際に時宗に改めた。足利氏出身の僧が第6代住職となるなど、寺運の盛んな寺だったようだ。
細身の鐘楼門をくぐると、左手に大イチョウが立っている。(県道からもイチョウの姿がよく見える)
主幹を途中で失い、ずんぐりした樹形だ。
葉のない冬に訪ねたので、樹勢はどうなのかよくわかならいが、小枝の様子を見るに、そう悪くはなさそうだ。
省光寺から150mほど南に、国指定史跡「旧見付学校」がある。明治5年(1872)の学制発布に伴い、開校された日本で最も古い小学校の一つである。
落成までに3年ほどかかったようだが、それまでの間、省光寺が仮校舎として使用された。
その頃、イチョウは既にかなりの巨木になっていたはずだ。当時の小学生も、登って遊んだりしたことがあったのだろうか。 |
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