ページタイトル:岩崎素盞嗚社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:岩崎素盞嗚社のスギ 名称 岩崎素盞嗚社のスギ
    (いわさきすさのおしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 6.1m/5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 富山県小矢部市岩崎
 〃 3次メッシュコード 5536−06−38
 〃 緯度・経度 北緯36度41分52.0秒
           東経136度51分18.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年3月19日

注1)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測。前者は参道に近い側の個体(左図では右)、後者は参道から遠い側に立つ個体のデータ





 小矢部市中心部から子撫川(こなでがわ)ダムに向かう県道74号(小矢部津幡線)の途中に岩崎集落がある。左図の大杉が立つ素盞嗚社は集落の北西部高台。(神社への道の入口に社号を刻んだ石柱が設置されている)
 素盞嗚社に、荒々しい姿の大杉が2本隣接して立つ。多分、2本は同時に植えられたものだろう。
 間違っている可能性も大きいことを承知で、現場で思ったことを述べる。
 これら2本は門杉(鳥居杉と称する地方もある)として植えられたのではないだろうか。つまり、昔の参道は今と異なり、この杉の間を通っていたのではあるまいか。
 集落からの道筋を考えるとその方が自然であること、大杉は2本とも根元を数十cmの深さで埋められたように見えること、現在の石段や石鳥居が古いものには見えないこと、砺波地方には門杉が珍しくないこと等がその理由である。大杉の成長で参道が狭められてしまったからか、あるいは他に何かの理由があって参道を付け替えたと想像するのだが、どうなのだろう。
 事の当否はともかく、幹囲6m前後の大杉が並立する姿はなかなか壮観である。
 しかし、何故か、環境庁調査からは漏れ、私も富山県在住のHさんからメールで教えていただくまで存在を知らなかった。(感謝)
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