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右手、背が高いのが五本杉 |
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名称 岩木山神社の五本杉
(いわきやまじんじゃのごほんすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 青森県弘前市百沢字寺沢(注2)
〃 3次メッシュコード 6040−72−47
〃 緯度・経度 北緯40度37分12.4秒
東経140度20分33.5秒
弘前市指定天然記念物(1998年11月5日指定)
撮影年月日 2009年8月21日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2006年2月27日、弘前市に編入。旧行政区は中津軽郡岩木町
一度でも津軽を訪ねられた方は、はるばる遠くまで広がる裾野の上に聳え立つ岩木山(いわきさん、1625m)の姿が記憶に残っておられることだろう。「お岩木やま」と呼ぶ響きにも、心安らぐものがある。
山は、古くから崇敬の対象でもあり、宝亀11年(780)には山頂に社殿が建立されたと伝えている。神仏習合の聖地で、明治の神仏分離で仏教色を廃して現社号を称するようになる前は、山頂に阿弥陀・薬師・観音の三つの堂があり、現在の岩木山神社は、別当の真言宗百沢寺であった。
歴代の津軽藩主からも崇敬を受け、藩主の寄進による本殿・拝殿・楼門など6棟が国重文。境内も広大で、今も多くの参詣者が訪れる。
正面参道の途中、向かって右手に、弘前市天然記念物の五本杉が立っている。合体木のような気もするが、当否不明。
いまだ若々しい感じで、樹勢は旺盛。樹齢は300年までは達していないのかもしれない。
岩木山神社のご神木である。 |
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