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名称 岩上神社のムクノキ
(いわがみじんじゃのむくのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 島根県安来市伯太町東母里(守合)(注3)
〃 3次メッシュコード 5233−72−92
〃 緯度・経度 北緯35度20分09秒
東経133度16分58秒
安来市指定天然記念物(2004年9月24日指定)
撮影年月日 2016年4月1日
注1)神社名の読み方については未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年10月1日、安来市に合併。旧行政区は能義郡伯太町
伯太町井尻(はくたちょういじり)付近では、県道9号(安来伯太日南線)が、伯太川(はくたがわ)の両岸に分かれて、2本走っている。右岸側が旧道、左岸側はバイパスと思われる。(地理院地図ではともに県道とされているが、マピオン地図では左岸側のみ県道とされている。もしかしたら、バイパスの完成によって、旧道の方は県道でなくなったのかも知れない)
家々が並ぶのは旧道側。もちろん路線バスもそちらを通る。
「井尻」バス停の近くから、東の谷奥に向かう道がある。岩上神社の鎮座する守合(しゅごう)集落は、この道を1kmほど進んだところ。
岩上神社の裏手、背後の斜面から社殿を見おろすように、ムクノキ巨木が立つ。「神木」という感じではなく、なかなか野性的な姿のムクノキだ。
斜面勾配はかなりきつい。ムクノキは、斜面の下方に向けて太く長い根を伸ばし、巨体を支えている。その根が印象的。
どのような仕組から、根を踏ん張るべき方向を樹木自身が見つけるのか知らないが、つくづく自然界はよくできているものだと思う。
島根県東部(出雲エリア)では最大のムクノキである。(2016年4月現在、環境省巨樹データベースによる) |
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