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名称 石船神社の欅
(いしふねじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 茨城県小美玉市小岩戸字宮地(注4)
〃 3次メッシュコード 5440−22−89
〃 緯度・経度 北緯36度14分34秒
東経140度21分40秒
美野里町指定天然記念物(1976年3月25日指定)
撮影年月日 2008年3月2日
注1)1980年10月に美野里町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月27日、2町1村が合併して小美玉市(おみたまし)誕生。旧行政区は東茨城郡美野里町
北浦に注ぐ巴川の左岸、国道6号から400mほどの距離のところに、石船神社が鎮座している。
祭神は鳥石楠船命(とりのいわくすふねのかみ)。別名を天鳥船(あめのとりふね)と言い、葦原中国平定の際に、建御雷命(たけみがづちのみこと)が乗って降った船を神格化したものである。
クスノキの文字を含む神を祭神とする神社だが、ここではケヤキがすばらしい。
表面には小さな瘤が多数現れているが、このようなケヤキは、「玉目」のケヤキと呼ばれ、珍重されているらしい。独特の美しい木目を有するのだろうか。
とにかく、ここでは、材木として用いられることよりも、天然記念物として生を全うさせる方を選んだ。巨木ファンとしては嬉しいことだ。
ただし、この性質を受け継ぐ次世代を育てる試みもされているようで、それはそれで、また結構なことである。
※ グーグルのストリートビューで確認したら、姿が見えなくなっていた。残念ながら、もう失われてしまったようだ。
(2016.11.12追記) |
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