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名称 岩円地蔵のスギ (いわえんじぞうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 45mほか(注1)
目通り幹囲 5.7mほか(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県最上郡金山町下野明(片貝)
〃 3次メッシュコード 5840−23−10
〃 緯度・経度 北緯38度51分01秒
東経140度22分41秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月27日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
片貝の集落は、明安小学校の南東約1km。集落を通り過ぎ、細い道をさらに谷奥に向かう。この先に岩円地蔵がある。(桝沢ダムに向かう道とお間違いなきよう)
狭い駐車スペースの先は歩く。白木の鳥居の先、杉林の中を進むと、幅のある岩屋の前に出る。
平たい大岩が一枚板の屋根のようになっていて、その下に石地蔵が数体安置されている。岩屋根の上には大杉が数本。屋根にあまり厚みがない故に、驚かされる光景だ。
岩屋地蔵とでも呼びそうなのに、なぜ岩円地蔵なのだろう。岩でできた縁側という意味で「岩縁」と呼ばれたのが転じたのだろうか? 説明がないので詳細不明。
環境省データによると、この辺りに、幹囲5m超の大杉が3本あることになっている。最大は5.7m。
どれが5.7mとされたスギなのだろうか。岩天井の上に立つスギをはじめ、候補に挙がりそうなスギは何本か目に付くのだが、どれもこの値に届きそうにない。(実測したわけではないので、私の勘違いかも知れないが)
上図は、左に少し離れて樹林内に立つスギである。
このスギが最大ではない可能性も大きいが、姿がもっとも凛々しく思えたので、代表として登場してもらった。 |
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