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名称 中島堤のムクノキ (なかじまつつみのむくのき) 名称の典拠 和歌山県公式ウェブサイト中、岩出市内河川を考える会のレポートにこの名前が見える 樹種 ムクノキ 樹高 12m(注1) 目通り幹囲 5.3m(注2) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 和歌山県岩出市中島 〃 3次メッシュコード 5135−32−03 〃 緯度・経度 北緯34度15分25.5秒 東経135度17分17.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年7月27日 注2)「巨樹と花のページ」による 岩出市南西部、紀の川(きのかわ)右岸堤防のすぐ下に立つムクノキ。 位置的にはJR和歌山線紀伊小倉(きいおぐら)駅のほぼ北にあたるのだが、詳細な位置を知らずとも、この堤防上の県道134号(小豆島(あずしま)岩出線)を走れば必ず目に入る。(単木ではなく、小さな林の一員である。また、県道を挟んで反対側には防災放送用の(?)トランペット・スピーカーがあるのでそれも目印になると思う) 折損枝も無いわけではないが、特筆すべきはその枝の広がり。支柱も無しにずいぶん遠くまで伸びている。堤防の南向き法面上に立ち、樹冠は法面と平行に広がる。 ムクノキの根元には地蔵堂。 お地蔵さんの赤い帽子と前掛けがまだ新しそうだ。花もたくさん供えられている。どなたかが熱心に奉仕なさっているのだろう。 お地蔵さんに日陰を提供するためにムクノキが植えられたのか、それとも立派なムクノキを慕って、お地蔵さんがここを選んだのか。地蔵堂とムクノキの前後関係は知らないが、今ではすっかり仲良しになったお地蔵さんとムクノキのように思われた。 |
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