ページタイトル:糸川のタブノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:糸川のタブノキ 名称 糸川のタブノキ (いとがわのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 千葉県君津市糸川
 〃 3次メッシュコード 5239−77−29
 〃 緯度・経度 北緯35度16分39.7秒
           東経139度59分22.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 蛇行する小糸川(こいとがわ)右岸、県道92号(君津鴨川線)の西にある旧家の裏手に、君津市保存樹木第27号のタブノキが立っている。幹囲6.5m(君津市の調査では5.5m)の単幹のタブノキである。
 撮影許可をいただこうと呼び鈴を押してみたが、生憎お留守であった。事前連絡せずに訪ねようというのだから、明らかにこちらの身勝手に原因があるわけで、仕方が無い。普通はすごすごと引き下がるのだが、樹影が奥の方に見えたので、せめて遠景でもと、お屋敷の外側をぐるっと回って裏手に向かった。
 予想通りの素晴らしいタブノキであった。しかも裏口のすぐ近くに立っている。つい誘惑に負けて、少しだけ敷地に入ってしまった。(裏口からタブノキまでを往復しただけなので、どうか無断侵入と無断撮影については、お許しいただけないだろうか)
 タブノキは斜面上部に根を下ろし、根の一部は斜面下部に向かって伸びている。幹の表面には管のような凹凸が生じ、いかにも古木然とした雰囲気を帯びてきた。中心部は朽ちているように思われるが、古木にしては大枝も残り、葉を多く繁らせている。
 なかなか立派なタブノキであった。
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