ページタイトル:伊太祁曽神社のトチノキ 当サイトのシンボル

画像:伊太祁曽神社のトチノキ(幹と並ぶ)

画像:伊太祁曽神社のトチノキ
名称 伊太祁曽神社のトチノキ
    (いたきそじんじゃのとちのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 トチノキ
樹高 不明
目通り幹囲 7.4m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県高山市丹生川町板殿(いたんど)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5437−23−12
 〃 緯度・経度 北緯36度10分58.8秒
           東経137度24分03.1秒
高山市指定天然記念物(1990年3月8日指定)
撮影年月日 2017年5月21日

注1)天然記念物としての名称は「栃の大樹」
注2)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2005年2月1日、高山市に合併。旧行政区は大野郡丹生川村





 岐阜県神社庁の県内神社紹介ページを見ると、伊太祁曽神社は、旧丹生川村内だけでも7社ある。
 どの伊太祁曽神社も、主祭神は五十猛大神(いそたけるのおおかみ)。記紀神話ではスサノオの子であり、木の神、林業の神とされているようだ。
 小八賀川(こはちががわ)右岸高台の集落、板殿にも伊太祁曽神社が鎮座する。神社は集落の北端。
 高山市公式ウェブサイト中の天然記念物一覧表に、その伊太祁曽神社の住所を所在地として、目通り7mの「栃の大樹」が掲載されている。半信半疑ながら、訪ねてみることにした。
 正直に言って、あまり期待はしていなかった。
 実は、岐阜県図書館が公開しているウェブサイト「マルチメディア平成の風土記 岐阜」にも、「栃の大樹」が載っている。それには「根回り7.20メートル、幹の太さは目の高さで3.63メートルです」とある。高山市の天然記念物一覧表の数値は根回りとの混同である可能性が大きい。そう思ったのだ。
 ところが出会ってみてびっくり。背も高く、樹勢も良さそうな、素晴らしいトチノキである。幹囲の実測値は741cmもあった。思わぬ宝物に出会った感じ。もっと有名であっても決しておかしくないような大トチノキであった。
 そばにトチノキ巨木がもう1本ある(左上図では、皮が剥けた木の左側)。これもかなり大きい。
 もしたしたら、「マルチメディア平成の…」にあるデータで「根回り」とされたのが大きい方の幹囲、「幹の太さ」とされたのが小さい方の幹囲だったのではないだろうか。(当否不明)
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