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名称 石動の夫婦イチョウ (いするぎのめおといちょう)
名称の典拠 現地の標柱
樹種 イチョウ
樹高 26m/22m(注1)
目通り幹囲 12.0m/9.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県西津軽郡深浦町岩坂
〃 3次メッシュコード 6140−00−38
〃 緯度・経度 北緯40度41分50.7秒
東経140度06分29.2秒(注2)
深浦町指定天然記念物(1995年11月28日指定)
撮影年月日 2009年8月21日
注1)環境省が2000年に実施したフォローアップ調査による。データはいずれも、前者が川側の個体(左の3図)、後者が山側の個体(下図)のもの
注2)これは川側のイチョウ(左図)の位置
JR五能線陸奥柳田駅の前で国道101号と別れ、大童子川(おおどうじがわ)に沿って県道191号(種里町柳田線)を南下する。この県道の終点の集落が石動(いするぎ)である。
イチョウは道なりに、さらにその先。集落からは300mほど離れている。
道を挟んで左右に一株ずつ立っている。いずれも株立ち。樹齢も比較的若そうだ。
案内板によると、昔、3人の杣人(そまびと)が鉞(まさかり)でイチョウに穴を開け、蜂蜜を採ったという。
実際、幹の1本に四角い穴が開いている(左下図)。ここに野生のミツバチが営巣するよう仕向けたのだろうか。
この夫婦イチョウでは、いったいどちらが「夫」で、どちらが「婦」なのか。近くで農作業をしていた男性に尋ねてみたところ、私の厚かましい質問に、仕事の手を休めて答えてくださった。
一応、水田側(川側)が「夫」ということになっているが、「夫」「婦」について問題にされることは、あまりないということだった。もっとも、実際にはどちらも雄株で、ギンナンが実ることはないそうである。 |
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