ページタイトル:妙泉寺のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:妙泉寺のスダジイ 名称 妙泉寺のスダジイ (みょうせんじのすだじい)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スダジイ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 千葉県いすみ市行川(なめがわ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5240−72−32
 〃 緯度・経度 北緯35度17分01.3秒
           東経140度16分37.4秒
いすみ市指定天然記念物(1998年2月5日指定)
撮影年月日 2014年5月16日

注1)天然記念物指定名称は「妙泉寺スダジイ」だが、私のサイトでは勝手に「の」を付け加えさせてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)2005年12月5日、夷隅(いすみ)郡内3町が合併していすみ市誕生。旧行政区は夷隅郡夷隅町





 いすみ鉄道上総中川(かずさなかがわ)駅の北西に、日蓮宗興栄山妙泉寺がある。
 南北朝時代の創建と伝えられ、一時は上総国における日蓮宗不受不施派の中心寺院の一つとして、苦難の時代を経験した歴史を持つお寺である。
 寛政元年(1789)建立の楼門は、市指定文化財。
 鉄道の北を境内に沿って西に向かう小道がある。この道を進むと、左図のスダジイが樹林内に立っている。多分これが天然記念物のスダジイだと思うのだが、確証はない。
 樹林はかなり広い範囲を覆っている。6月下旬になると、この森でヒメハルゼミが発生するらしい。2週間ほどの地上生活で、単独では鳴かず、声をそろえて一斉に鳴く特徴があるという。ヒメハルゼミ発生地としても天然記念物指定を受けている。
 ひと月ほど早い訪問だったので、残念ながら、ヒメハルゼミの声を聞くことは出来なかった。
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