ページタイトル:磯間日吉神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:磯間日吉神社のクスノキ 名称 磯間日吉神社のクスノキ
    (いそまひよしじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 和歌山県田辺市磯間
 〃 3次メッシュコード 5035−43−60
 〃 緯度・経度 北緯33度43分16秒
           東経135度23分01秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 磯間岩陰遺跡(国指定史跡)の近くに日吉神社が鎮座する。この遺跡は、海食洞を利用した古墳時代の墓跡で、副葬品から、埋葬された人々が海から食べ物を得ていたことがわかっている。
 現在でも、海から200mほどしか離れておらず、近くには湊浦漁港もある。風向きによっては、日吉神社の境内まで潮の香りが運ばれてくるのではなかろうか。
 訪ねたのは雨の日。風も無く、一歩境内に入れば、海岸近くであることを思わせるものはなにもない。
 参道を歩いて行くと、途中から3幹に分かれた大クスノキが待っていた。全体に樹勢は良さそうだが、かなり傾いて立ち、重量バランスが悪そうだ。
 日吉神社の神木とされている。
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