ページタイトル:磯部神明宮のヒイラギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:磯部神明宮のヒイラギ 名称 磯部神明宮のヒイラギ
    (いそべしんめいぐうのひいらぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒイラギ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 2.1m(注2)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 群馬県安中市磯部4丁目
 〃 3次メッシュコード 5438−36−69
 〃 緯度・経度 北緯36度18分14.2秒
           東経138度51分50.7秒
安中市指定天然記念物(1986年2月26日指定)
撮影年月日 2016年10月15日


注1)安中市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)安中市公式ウェブサイトの一つ「学習の森」による





 長野、直江津経由で高崎と新潟を結んでいたJR信越本線は、現在、横川駅で終点。長野県の殆どの区間(長野駅と篠ノ井駅の間だけ「信越本線」として残っている)、及び新潟県内の直江津駅までの区間は、JRから第三セクターに移行。それぞれ「しなの鉄道」、「えちごトキめき鉄道」となった。そして、かつての難所であった碓氷峠部分は廃線となり、もう列車は通らない。
 その、信濃へも越後へも行くことが出来ない信越本線の磯部駅から東北東1.5kmほどのところに磯部小学校がある。
 小学校の南隣に中磯部住民センターがあり、その庭(?)に左図のヒイラギが立っている。
 樹名から想像すると、かつて、ここは神明宮の境内だったのだろうか。灯籠や「道祖神」と刻まれた石がその名残りなのだろうが、今はもう神社の印象からは遠い。
 このヒイラギも神明宮の置き土産なのだろう。
 単幹のヒイラギで、幹の内側はまったく空洞。
 ずいぶん切り詰められているが、今も若枝を多く出している。樹勢は良好そうに思われる。
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