ページタイトル:石井神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:石井神社のケヤキ

名称 石井神社のケヤキ
    (いしいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1) 今はずっと低い
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県笠間市石井
 〃 3次メッシュコード 5440−41−69
 〃 緯度・経度 北緯36度23分17.3秒
           東経140度14分25.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年9月21日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 友部町と合併する前の旧笠間市役所跡から、北東に約400m。交差点のすぐ近くに石井神社が鎮座する。
 祭神は建葉槌命(たけはつちのみこと)。武甕槌命(たけみかづちのみこと=鹿島神)や経津主神(ふつぬしのみこと=香取神)でも手に負えなかった星神香々背男(ほしのかがせお)を屈服させたとされる神である。
 石井神社の案内板では、大石に化した香々背男を蹴り飛ばしたところ、3つに分かれて落ちた。その一つが当地に落ち、石井の地名のもとになったという。当地の人たちが香々背男の祟りを恐れて建葉槌命を奉祀したのが石井神社の始まりだとか。
 なお、他の二つは東海村石神の石神社、城里町石塚の風隼神社に落ちたとされているようだ。(しかし両社の祭神は建葉槌命ではなく、それぞれ天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)、武甕槌命である)
 標記のケヤキ(御神木)は境内の端。塀の外には国道355号が走る。それが関係しているのかどうか、近年、頂部を切られてしまった。大枝もまったくない。
 根元が広がり、どっしりした姿だ。従って、地上から1.3mの高さでは上記の幹囲があるのかも知れないが、実感としての幹囲はもっと細い。
 根元には空洞がある。その中には、神像を刻んだ石板が納められていた。
 
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