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名称 石原のしだれ桜 (いしはらのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 4.6m(注2) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県白河市東下野出島字油田(注3)
〃 3次メッシュコード 5540−53−22
〃 緯度・経度 北緯37度06分32.0秒
東経140度24分13.0秒
白河市指定天然記念物(1996年4月1日指定)
撮影年月日 2010年4月18日
注1)白河市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)2005年11月7日、白河市に合併。旧行政区は西白河郡東村
石原集落のなかほど、共同墓地の入口に立つ。
実際の幹囲は4mまでなさそうだが、なかなか姿の美しい一本桜である。
ところが、今年、異変が起きたようだ。ご覧のように大枝のいくつかは、ほとんど花をつけていない。そのうち1本は、遠目で見ても、あきらかに死んでいるようだ。(ほかの部分は、鳥害に遭っただけかも知れない)
写真を撮っていたら、近くにお住まいの老婦人が話しかけてこられた。どうしちゃったんだろうねえ。治療の専門家に頼めば、なんとかなるかねえ、と心配そうである。
いくら名樹木医でも、枯れた部分は生き返らないこと、うまく回復できれば、新芽が伸びて旧観のように立派になるかもしれないこと、ただし、ずいぶんお金と時間がかかることなどを説明すると、熱心に聞いておられた。 |
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