ページタイトル:石神神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:石神神社のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:石神神社のクスノキ(境内を横切る大枝)
名称 石神神社のクスノキ
    (いしがみじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 10.0m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 三重県熊野市五郷町湯谷
 〃 3次メッシュコード 5036−70−94
 〃 緯度・経度 北緯33度59分41秒
           東経136度03分32秒
熊野市指定天然記念物(1999年1月28日指定)
撮影年月日 2009年6月13日

注1)天然記念物指定名称は「クスノキの巨木」。それでは他と区別できないので、このように名付けてみた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 大又川の支流、湯の谷川の谷間に、1本の大クスノキがひそんでいる。
 クスノキが立つ神社の名は、旧環境庁資料では「石神神社」、昭文社の県別マップルでは「石上神社」と記されている。インターネットで調べても、Webサイトによってさまざま。結局、よく分からない。クスノキの名にはどちらを冠すべきか、判断がつきかねて、熊野市教育委員会に問い合わせてみた。
 早速、お返事が来て、石神神社が正しいとのこと。ついでに社号の読み方も教えていただいた。(迅速で丁寧な対応に感謝)
 クスノキは、小さな祠の背後の斜面に立っている。クスノキ自身も大きく傾き、背が低くなった。境内を横切る大枝は、鉄の支柱で支えられている。
 環境省の測定要項に則って、高地側の地上1.3mで幹囲を測定すると10mまではとてもありそうにない。しかし、根元付近が大きく成長しているため、正面から見る迫力はすばらしい。
 案内板に、古老からの伝承として、「クスノキは千年たつと枝が地につくようになる」との話が紹介されていた。
 まさにこのクスノキも、その域に達しようとしているように思われた。
 
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