ページタイトル:石神のアカマツ 当サイトのシンボル

画像:石神のアカマツ 名称 石神のアカマツ (いしがみのあかまつ)
名称の典拠 なし
樹種 アカマツ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岩手県八幡平市石神(注3)
 〃 3次メッシュコード 6041−10−47
 〃 緯度・経度 北緯40度07分13.9秒
           東経141度05分03.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月27日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)地上1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2005年9月1日、岩手郡内3町村が合併して八幡平市誕生。旧行政区は岩手郡安代町





 石神集落は安比川(あっぴがわ)右岸。背後の山中を八戸自動車道が通る。
 集落は、谷底を走る県道6号(二戸安代線)沿いの家々と、そこより30mほど高い段丘上を走る道沿いの家々と、大きく2つに分かれている。
 今のように高度な治水技術がなかった頃は、段丘上の集落のみがあり、高台の道がかつての鹿角街道だったのではないだろうか。(当否未確認)
 高台の集落の西端近くに「八幡宮」と記した鳥居がある。標記のマツはその近く。
 鳥居の先だから、八幡宮の境内なのかも知れないが、参道からは右に逸れ、周囲は墓地になっているようなので、境内ではない可能性もある。かつてここに八幡宮の別当寺があったが、明治の神仏分離で廃されたということかも知れない。(これも当否未確認)
 なかなか立派なアカマツである。
 松枯れ病が猛威を奮って以来、全国のマツ巨木の大部分が失われた。いまや幹囲5mを超えるアカマツは貴重である。もしかしてこのマツも5m超? ということで幹囲を測定してみたが、5mには僅かに及ばなかった。
 しかし、各地のアカマツのデータには、サバ読みの値もかなりある。今日では、4.9mでも大松の部類に入ると言っていいのではないだろうか。
 
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