ページタイトル:慈眼寺のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:慈眼寺のスダジイ 名称 慈眼寺のスダジイ (じげんじのすだじい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 7.3m(注2)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 愛知県田原市石神町西上ノ山(注3)
 〃 3次メッシュコード 5137−71−51
 〃 緯度・経度 北緯34度38分05.9秒
           東経137度08分20.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年3月20日

注1)田原市公園緑地課が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)2005年10月1日、田原市に合併。旧行政区は渥美郡渥美町





 福江港の東方3.5kmほどに雨乞山(あまごいやま、233m)があり、その北麓に曹洞宗請雨山慈眼寺がある。
 ここは渥美半島の先端近く。戦後になって豊川用水が完成するまでの間、この地域ではいかに天水を大切に使ったか、雨乞山の山名や請雨山の山号に読み取れるように思う。
 慈眼寺の通称は石神観音。その観音堂が雨乞山の山腹、標高60mほどにある。
 左図のスダジイが立つのは、慈眼寺前から観音堂参道入口に至る道路の途中。三叉路のところ。
 根元で三幹に分かれ、それらが大きく2方向に分かれて伸びている。そのため樹形がやや散漫になってしまった。幹囲データについても、3本の幹を合算した値なので、7.3mの単幹巨木の迫力を期待するのは無理がある。
 でも、そばに立つと、やはり大きい。
 それに、私の住む雪国ではまだ緑が少ない季節、青々と元気な姿を見るのは気持ちが良いものだ。
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