ページタイトル:石部桜 当サイトのシンボル

画像:石部桜(全景1)

画像:石部桜(全景2)
名称 石部桜 (いしべざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 2.7m(注3)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 福島県会津若松市一箕町八幡字石部
 〃 3次メッシュコード
       5639−27−06
 〃 緯度・経度
       北緯37度30分36.7秒
       東経139度57分14.9秒
会津若松市指定天然記念物
      (1968年9月18日指定)
撮影年月日 2010年4月30日

注1)1985年12月に会津若松市教育委員会が設置
注2)1983年に刊行された福島県総合緑化センター刊行「緑の文化財」(福島県監修)による
注3)同上。実際は株立ちのサクラで、全部で8本の幹が共同で一つの幅広な樹冠を支えている。これは最大幹のデータ
画像:石部桜_1

画像:石部桜_2
 多分、会津盆地で最も有名なサクラである。
 例年ならば4月中旬に見頃を迎えるのだが、この年は春先の天候不順で大きく開花が遅れた。おかげでゴールデンウィークの初めに満開の桜を見ることができた。
 ゴールデンウィークといっても、訪ねたのは30日の金曜日朝9時前。もちろん学校は休みでないし、勤務日だった人も多かったことだろう。それでも、市が観光客のために準備してくれた臨時無料駐車場には、結構な数の車が停まっていた。


画像:石部桜(遠景)

画像:石部桜(全景3)

画像:石部桜_3


 石部桜が立つ場所は、現在では、緩やかに傾斜した耕地の一角だが、かつては葦名氏の重臣石部次部大輔の屋敷跡と伝えられている。石部の名は当地の字名となり、そしてサクラの名ともなった。
 根元には数本の石碑があるが、その一つが村田春海の歌碑らしい。「野となりし/のちのかたみと春毎に/咲や昔の庭桜花」と刻まれているそうである。
 
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