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名称 石橋のエノキ (いしばしのえのき) 名称の典拠 「三重の巨樹・古木」(注1) 樹種 エノキ 樹高 16m(注2) 目通り幹囲 5.0m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 三重県津市一志町石橋(注3) 〃 3次メッシュコード 5136−73−83 〃 緯度・経度 北緯34度39分32.2秒 東経136度24分39.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年3月28日 注2)上記「三重の巨樹・古木」による 注3)2006年1月1日、津市に合併。旧行政区は一志郡一志町 近鉄大阪線伊勢石橋駅の北東約300m。雲出川(くもずがわ)の左岸堤防上に立つエノキ。 エノキのすぐ北を東に向かう道は沈下橋に通じていて、三重河川国道事務所が設置した河川情報案内板によると、その沈下橋の名が「石橋」のようだ。今はコンクリートで出来ているが、かつては文字通りの石橋で、それが集落名になったと想像するのだが、当たっているだろうか。 土木技術が未熟だった時代は、今のように橋は多くなかった。通行するときの目印にするため、一里塚に植えるケヤキやエノキのような感覚で、このエノキも植えられたのではないだろうか。 「三重の巨樹・古木」の写真を拝見すると、堂々とした大きな樹冠を戴いていたようだが、そのうちの半分が折れてなくなり、今は小さくなってしまった。(もともと2本の合体木だった可能性あり) 折れた方の幹の表面に、サルノコシカケの類がびっしり着いている。そう遠くないうちに、幹の太さが半分になってしまうことだろう。 枯死してしまった部分を取り戻すことは不可能なので、それも仕方がないことだが、このキノコの菌糸が健全な方まで冒してしまうことはないのだろうか。 取り除いてやらないでも大丈夫なのだろうか。 |
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