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名称 伊佐須美神社のフジ (いさすみじんじゃのふじ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 フジ
樹高 −
目通り幹囲 2.4m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 福島県大沼郡会津美里町宮林(注3)
〃 3次メッシュコード 5639−16−47
〃 緯度・経度 北緯37度27分24.4秒
東経139度50分27.0秒
福島県指定天然記念物(1999年3月30日指定)
撮影年月日 2017年7月7日
注1)2015年3月に会津美里町教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)福島県総合緑化センター刊行「緑の文化財」による
注3)2005年10月1日、大沼郡内3町村が合併して会津美里町誕生。旧行政区は大沼郡会津高田町
伊佐須美神社は岩代国一之宮。宮川左岸に鎮座(宮川の名前はこの伊佐須美神社に因むのだろう)。一之宮に相応しい大きな神社である。
赤い鳥居、随身門(楼門)と、それぞれ潜って進んで行くと、仮社殿の前に出る。(明治32年(1899)建立の社殿は、平成20年(2008)の火災で焼失。私の訪問時には、まだ仮社殿だった)
左図のフジは仮社殿に向かって右手。案内板には「飛竜藤(ひりゅうのふじ)」とあった。
面白いことに、このフジについて、上記「緑の文化財」は「紫竜(しりゅう)のフジ」と紹介している。「(フジの)紫の花が天に登る竜の如しと名付けられた」との説明もある。
江戸っ子ならずとも、「ひ」と「し」を聞き違えて話が広まることがあるのだろうか。
所有者である伊佐須美神社が「飛竜」としているのだから、きっとそちらが正しいのだろうが、「紫竜」の方が説得力があるようにも思われる。
フジが巻き付いているのはシラカシ。
天にも昇りそうな紫色の姿も見てみたいものだ。 |
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