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↑ 最大のクスノキ
2本の大クスの隙間から最大のクスが見える |
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名称 諫早神社のクスノキ
(いさはやじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 8.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県諫早市宇都町(うづまち)
〃 3次メッシュコード 4930−20−13
〃 緯度・経度 北緯32度50分53.9秒
東経130度02分36.5秒
長崎県指定天然記念物(1966年9月30日、「諫早神社のクス群」の名称で、境内のクスノキ6本を一括指定))
撮影年月日 2015年3月25日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。なお、このデータ及び緯度・経度データは、6本のうちの最大木(1号(木))のもの
JR長崎本線諫早駅の南南東約400m、本明川(ほんみょうがわ)右岸に諫早神社がある(参詣者用駐車場あり)。かつて諫早城(高城)があった城山からは北西にあたる。
神亀5年(728)、聖武天皇の勅願により、僧行基が当地に赴いて石祠を祀ったのが始まりと伝える。明治の神仏分離までは「四面宮(しめんぐう)」と呼ばれる神仏習合の信仰の場であった。(今も、本明川に架かる四面橋に、その名を残している)
四面宮の名は、「古事記」の国産みの場面で、九州(筑紫島)誕生の際、「身一つにして面四つあり」とあることに
由来するという。いわば九州総鎮護の神々を祭神とする神社だったということらしい。
諫早神社となって祭神も代わり、現在は天照大御神(あまてらすおおみかみ)など3柱を主祭神としている。(以上、神社でいただいたリーフレットによる)
社殿に向かって左側に4本、右側に2本。全部で6本の大クスが長崎県から天然記念物指定を受けた。
左側の4本が特に大きい。これら4本は、いずれも注連縄をつけている。神木とされているようだ。
それぞれに個性がある。1本1本、ゆっくり眺めながら、良い時間を過ごさせてもらった。 |
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