名称　入山の山桜　（いりやまのやまざくら） 名称の典拠　矢祭町公報を参考にした（注1） 樹種　ヤマザクラ 樹高　不明 目通り幹囲　３．５ｍ（注2） 推定樹齢　不明 所在地の地名　福島県東白川郡矢祭町下石井字入山 　〃　３次メッシュコード　５５４０−２３−７５ 　〃　緯度・経度　北緯３６度５３分４８．１秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度２６分２８．３秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０２３年４月１０日 注1）下記「桜巡り」には「入山のやま桜」とあった 注2）矢祭町公報２０１３年４月号の「桜巡り」による 　ＪＲ水郡線南石井駅から東へ、大内沢を遡る。入山はこの谷の上流にある。 　入山集落の途中に、左へ登る舗装路が分岐していて、左図のヤマザクラはこの道を１５０ｍほど進んだところ。このヤマザクラも墓地の桜である。 　訪ねたタイミングが遅すぎ、もうほぼ葉桜。近くに立つ若いヤマザクラはまだ咲いているのだが…。 　老木になると花を急ぐのだろうか。それとも、早咲きがこの木の個性なのか、私にはわからない。 　でも、散り果てて間もないヤマザクラの葉桜は、まだ葉の赤味が強く、遠目にはまるで花がたくさん咲いているようにも見える。これはこれで、また趣きがあるように思われる。 　余談だが、訪問時、道路では電気工事か何かの工事が行われていた。「桜の写真を撮りたいので通してもらっていいか」と尋ねたら、監督さんが工事の手を休め、撮影の邪魔になるだろうからと工事車両を移動するよう指示して下さった。ただ通していただくだけでよかったのだが、身に余る対応に恐縮しきり。 　旅先での親切は特に嬉しい。桜とともに、しっかり記憶に残った。