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名称 一本杉峠の杉 (いっぽんすぎとうげのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野
〃 3次メッシュコード 5439−00−30
〃 緯度・経度 北緯36度01分40.4秒
東経139度00分31.9秒
小鹿野町指定天然記念物(1973年1月10日指定)
撮影年月日 2005年2月26日
注1)1996年3月に小鹿野町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
小鹿野町役場の真北、吉田町との境界をなす稜線上に一本杉峠がある。
今日、この峠を通行する人は殆どいないだろうが、名前のもとになったと思われる一本杉が、今も立っている。
遠くからも雄姿が認められる独立木だ。地上5mほどで大きく2幹に分かれている。というか、元来は2本であったものが、成長するにつれて癒着したもののように見える。
逞しく立派な杉であることはもちろんだが、この杉で一番びっくりしたのはその根である。真ん中の写真を見て欲しい。左の主幹から、緩やかな斜面に沿って上方に伸びた太い根が10m近くも地上に顔を出している。根とはいえ、その太さは、駆け出しの巨樹の幹囲にも匹敵しそうだ。 |
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