ページタイトル:一本タモ 当サイトのシンボル

画像:一本タモ

画像:一本タモ付近の様子
名称 一本タモ (いっぽんたも)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ヤチダモ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 青森県つがる市稲垣町豊川字千代島(注3)
 〃 3次メッシュコード 6140−23−42
 〃 緯度・経度 北緯40度52分29.0秒
           東経140度24分03.6秒
つがる市指定天然記念物(1981年9月30日指定)
撮影年月日 2009年8月22日


注1)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)現地の案内板による(設置者名・設置年月とも不詳)
注3)2005年2月11日、西津軽郡内の1町4村が合併して「つがる市」誕生。旧行政区は西津軽郡稲垣村





 旧稲垣村役場の東500m、岩木川左岸堤防に、年老いたヤチダモが立っている。
 著名な樹木医である山野忠彦氏が樹齢1千年と認定したそうで、村は大切に保護してきた。堤防下を走る県道43号(五所川原車力線)のバス停の名も「一本タモ」。
 視界を遮るものがないので、近くに達すれば、下図の姿が目に入る。しかし、下図の中央で高く聳える木は「一本タモ」ではない。標記のヤチダモは、その後方で赤い木柵に囲まれ、こぢんまりと枝を伸ばしている。
 幹の瘤が、一見して女性の乳房に似ることから、いつの頃からか、子孫繁栄のシンボルとして信仰されるようになったという。
 環境省巨樹データベースによれば、2009年現在、日本一の幹囲を有するヤチダモである。
 
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