ページタイトル:医王院のケヤキ サイトのシンボル

画像:医王院のケヤキ 名称 医王院のケヤキ (いおういんのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 長野県南佐久郡南牧村海尻
 
〃 3次メッシュコード 5438−03−47
 
〃 緯度・経度 北緯36度02分30.6秒
           東経138度28分16.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年4月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 佐久から韮崎に向かう国道141号が南牧村に入って間もなく、JR海尻駅の西方で大月川を渡る。そのあたりで右岸側に目をやると、この大ケヤキが見える。
 大ケヤキは天台宗医王院の石垣に根を下ろしている。
 一見したところ、標記データほどの太さはないように思えたが、急斜面ゆえ、実測して確認したわけではない。
 ところで、大月川と新田川に南北を挟まれた高台には、戦国の昔、海尻城があった。歴史に疎い私にはよくわからないが、甲斐の武田氏が信濃の村上氏を攻略するに際し、重要な役割を担った城らしい。
 医王院は、その麓、城の鬼門の方角に位置している。城とも何らかの関係があったのだろう。
 大ケヤキが生を受けるより、もっと前の話である。
 
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