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名称 犬飼神社のカツラ (いぬかいじんじゃのかつら) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 カツラ 樹高 25m(注1) 目通り幹囲 5.4m(注2) 推定樹齢 400〜500年(注3) 所在地の地名 長野県飯山市瑞穂(中組) 〃 3次メッシュコード 5538−23−53 〃 緯度・経度 北緯36度52分54.4秒 東経138度24分42.4秒 飯山市指定天然記念物(2003年5月30日指定) 撮影年月日 2018年5月27日 注2)高地面から1.3mの高さで、注連縄を掛けている部分の株全体の外周を実測。なお、少し離れた2本を除くと4m台。上記PDFファイルは「胸高幹囲3.52m」としているが、これは主幹1本のみの値と思われる 注3)長野県神社庁の御神木紹介ページより 千曲川右岸、県道38号(飯山野沢温泉線)のすぐ東、中組集落の北端に犬飼神社が鎮座する。(道の駅「花の駅千曲川の東2kmほどの位置) 「信州の文化財検索」によれば、犬飼神社は、天応元年(781)、朝廷から信濃に20戸の封戸を受けた葛木犬養神(かつらぎいぬかいのかみ?)に関連するようだ。「葛木」が「桂木」に通ずることから、境内にカツラを植えたと言われているらしい。そのような由来があるためか、犬飼神社のカツラは神木とされている。 カツラの近くには流水があることが多いが、ここでは、特に水を感じさせることもない普通の神社境内に生えている。(地下には、東から延びてきた谷の伏流水があるのかもしれないが) 第一世代のカツラで、まだ元気の良い主幹がしっかり残っている。樹齢も比較的若いと思われる。 根元には蘖(ひこばえ)も育ちつつある。年月をかけて、だんだん千本桂のような姿に変化してゆくのだろうか。 |
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