ページタイトル:命主社のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:命主社のムクノキ

画像:命主社のムクノキ(幹と並ぶ)
名称 命主社のムクノキ
    (いのちぬしのやしろのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 島根県出雲市大社町杵築東(注2)
 〃 3次メッシュコード 5332−05−75
 〃 緯度・経度 北緯35度24分03.3秒
           東経132度41分19.1秒
出雲市指定天然記念物(1991年3月19日指定)
撮影年月日 2011年8月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国四国版」による
注2)2005年3月22日、出雲市に合併。旧行政区は簸川郡大社町





 出雲大社の「幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)」像の東200mほどにある境外摂社、命主社に立つムクノキ。
 根張りが非常に雄大で、これを目の前にしては、とても5m台のムクノキとは思えない迫力である。
 命主社の反対側は児童公園になっている。境内より(つまりムクノキより)一段低いこともあって、児童公園側から眺めたときには、いっそうその感が深い。
 左上図で黒く見えるのは、焦げ痕ではない。防腐剤(?)の色である。この姿を少しでも長く留めるために為された処置であろう。
 ところで、命主社は、正式には神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)という。祭神は神皇産霊神(かみむすびのかみ)(出雲大社の公式ホームページでは神産巣日大神(かみむすひのおおかみ))。大国主大命(おおくにぬしのみこと)が八十神(やそがみ)たちから迫害を受けて生死の境にあるとき、何度も生命を救ってくれたとされる神である。
 きっとムクノキをも守ってくれるに違いない。
 
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