ページタイトル:稲荷の大スギ サイトのシンボル

画像:稲荷の大スギ


画像:稲荷の大スギ(大枝が転がっていた)


画像:稲荷の大スギ(幹と並ぶ)
名称 稲荷の大スギ (いなりのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 8.6m(注2)
推定樹齢 1000年以上(注3)
所在地の地名 福井県今立郡池田町稲荷
 
〃 3次メッシュコード 5336−62−58
 
〃 緯度・経度 北緯35度53分09秒
           東経136度20分50秒
福井県指定天然記念物(1964年6月5日指定)
撮影年月日 2008年4月26日

注1)池田町が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による





 須波阿須疑神社(すわあづきじんじゃ、2つ目の「須」は、正しくはサンズイに「頁」と書く)の裏山に、県指定天然記念物の大杉が立っている。
 神社の名は「すわあすぎ」と誤読されることもあるが、境内に掲げられた由緒書によれば、祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)、大野手比売命(おほのでひめのみこと)の3柱。主祭神の倉稲魂命は、いわゆる「お稲荷さん」で、当地の地名のもととなったわけだが、後二者はそれぞれ、諏訪神社の神と、小豆島(しょうどしま)の神である。小豆は「あずき」とも読むので、「すわ」+「あづき」が社名とされたのだろう。
 この大杉については、倉稲魂命の神籬(ひもろぎ。神がこの世に現出するときに、よりどころとする神聖な場所)であるとする伝承がある。社伝では、霊亀2年(716)に「山城国飯盛山より当社大杉の梢に影向し給う」と伝えているという。それが樹齢千数百年と伝える根拠なのかも知れない。(しかし、今から1300年前に、既に十分な大杉であったとは、ちょっと信じかねる)
 大杉は、国重文の本殿脇から、案内表示に従って、山道を5分ほど登ったところ。本殿のちょうど真後ろにあたる高台である。
 私が訪れたとき、参道を跨いで、中図の大枝が転がっていた。枝には大きな空洞ができている。重みを支えられなくて落下したものか。それとも、落下する前に、未然に整理されたものか。とにかく、作業の途中のようであった。
 これだけ大きくなるのは大変なことなのだと、改めて思い知らされた。
 
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