ページタイトル:稻村神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:稻村神社のケヤキ 名称 稻村神社のケヤキ (いなむらじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県常陸太田市天神林町
 〃 3次メッシュコード 5440−64−20
 〃 緯度・経度 北緯36度31分32.0秒
           東経140度30分09.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年9月21日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 国重文の茅葺き本堂が有名な佐竹寺(さたけじ)の北側を通って南西に向かう市道がある。その市道の北側に、稻村神社の長い参道の口が開いている。佐竹寺から稻村神社入口までは約200m。
 稻村神社は、そこから参道を約300m辿った先に鎮座しているが、ケヤキの方は、その入口。市道のすぐそばに立っている。
 環境省の幹囲測定要項では、高地側の地表面から1.3mの高さで測ることになっている。このケヤキでは、ちょうど大きな瘤が突き出たところ。同要項には、瘤は避けて測るよう指示もあるが、実際問題として、メジャーで測る場合には避けてみようもない。上記データは、瘤をも含めた値であろう。幹の太さそのものはもっと細い。
 とは言え、これだけ大きくなれば、やはり貴重だ。ということで、常陸太田市みどりの文化財第7号として登録されている。
 昔の人も敬意をもって接してきたのだろう。根元では、弁財天の名を刻んだ石が、半ば土に埋もれていた。
 
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