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名称 いなだ保育所のケヤキ
(いなだほいくじょのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m/30m(注1)
目通り幹囲 6.2m/5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 茨城県笠間市稲田
〃 3次メッシュコード 5440−41−47
〃 緯度・経度 北緯36度22分28.9秒
東経140度13分00.3秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年5月18日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)これは向かって左のケヤキ(上図)の位置
笠間市立いなだ保育所の前庭ロータリーに、一対のケヤキ巨木が立つ。2本ともかなり斜めに傾いている。
上図が向かって左の個体。地上3mほどで2幹に分かれて、太めの枝をつけている。
下図は向かって右。主幹の太さのみを比較すれば相棒に一歩譲るが、根の張り具合が力強く、樹冠もこちらの方が大きい。
まあ、好一対といったところか。
ところで、この保育所がある敷地は、かつての稲田小学校の校地だったと思われる。上図の個体の脇に、校歌を刻んだ石碑が設置されている。
「にごりをしらぬ涸の川の/ながれのごとく清らかな/まごころこめてはげみあい/よいこになると学びゆく/たのしい稲田の小学校/…」。
どなたの筆になるものか。少し崩し気味ではあるが、几帳面な美しい文字で、歌詞が記されていた。
2番の歌詞には「(前略)/しげるけやきのはの下で/手をとりあってきたえます/(後略)」と、ケヤキも登場する。
下図の個体の脇には、保育所の名前を大書した石碑。
小学校は保育所に代わったが、ケヤキたちは、今もシンボルであり続けている。 |
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