ページタイトル:八幡神社のスギ・ヒノキ合体木 当サイトのシンボル

画像:八幡神社のスギ・ヒノキ合体木(幹と並ぶ) 名称 八幡神社のスギ・ヒノキ合体木
    (はちまんじんじゃのすぎ・ひのきがったいぼく)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ(+ヒノキ)
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 愛知県豊田市稲武町宮ノヒラ(注4)
 〃 3次メッシュコード 5237−64−51
 〃 緯度・経度 北緯35度12分56.9秒
           東経137度30分37.6秒
豊田市指定天然記念物(1983年7月7日指定)
撮影年月日 2012年12月8日

注1)2012年3月に豊田市教育委員会が設置。なお、天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
注4)2005年4月1日、豊田市に合併。旧行政区は東加茂郡稲武町(2003年10月1日までは北設楽郡稲武町)





 黒田川と名倉川、二つの合流点の南東。旧稲武町中心部を見下ろす高台に、稲橋八幡神社が鎮座する。
 案内板によれば、創立年暦不詳。口碑では、清和天皇(在位858〜876)の時代、宇佐神宮から分霊を勧請したものらしい。例祭日には馬が献納されたようだが、これは明治維新を機に途絶えた。また、安産守護の霊験があるとされ、無事出産を終えたのち、底の無い柄杓を供えて感謝する慣例があったという。
 拝殿のすぐ手前、参道石段の正面に大杉が立っている。そして、その横には目通り2mほどのヒノキ。今のところはまだ合体していないようだが、ヒノキを取り込むべく、スギの根がヒノキのまわりに迫っている。
 子安八幡と呼ばれることもある稲橋八幡神社にしてみれば、この姿を、夫婦和合、家族繁栄の象徴とみて、神木としたものらしい。窮屈な場所に立っているにしては、樹勢も悪くなさそうだ。
 少し前まで、周囲には玉垣が設置されていたのだが、今は撤去されている。見た目も、すっきりしたものになった。
 
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