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名称 妹背の松 (いもせのまつ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 アマカツ 樹高 15m(注2) 目通り幹囲 3.5m(注2) 推定樹齢 250年(注3) 所在地の地名 山形県南陽市宮内菖蒲沢 〃 3次メッシュコード 5740−01−91 〃 緯度・経度 北緯38度04分54.3秒 東経140度08分16.1秒 山形県指定天然記念物(1956年11月24日指定) 撮影年月日 2022年5月29日 注2)「日本の松樹」による。幹囲について案内板では1本ずつ計測してそれぞれ1.75m、2.1mとしているが、これだけ近接していると一体感が生じる。2本をまとめて測れば、「日本の松樹」の数値は概ね妥当なところと思われる 注3)山形県公式ウェブサイト中「山形の宝 検索navi」による 大イチョウがある熊野神社のすぐ東から慶海山(けいかいさん)に登る車道がある(車以外も通行可)。山上は公園になっていて双松公園(そうしょうこうえん)と呼ばれる。双松公園の名前は、左図の二本松に由来すると思われる。 しかし、松が立つのは山上ではなく、北西側から慶海山(けいかいさん)に登る道の途中(こちらも車通行可)。中心地でなく山裾に近い場所なのだが、それを公園名としたのは、それだけこの松が近隣によく知られていたということなのだろう。 樹名の妹背(いもせ)は夫婦のこと。各地に「夫婦松(めおとまつ)」と呼ばれる松は少なくない 。当地では古語を引用して、ちょっと雅(みやび)な感覚でお洒落(しゃれ)してみたということだろうか。 夫婦に例えられたのは、根を接した2本がぴったり寄り添うように立っているから。地上4mほどの高さではしっかり連理もしている。とても仲の良い夫婦なのである。 松枯れ病で多くの名松が失われるなか、今も樹勢が良さそうで嬉しい。 |
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