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画像:今山田の大かつら

画像:今山田の大かつら(カツラから県道を見る)
名称 今山田の大かつら (いまやまだのおおかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 14.0m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 富山県富山市山田今山田(安野)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5437−60−93
 
〃 緯度・経度 北緯36度34分43.4秒
           東経137度02分38.2秒
富山県指定天然記念物(1965年10月1日指定)
撮影年月日 2003年6月7日

注1)1993年8月に富山県教育委員会と山田村教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
注4)2005年4月1日、富山市に編入。旧行政区は婦負郡山田村





 今山田集落のはずれ、県道346号(山田湯谷線)の沿道に立つ。名徳さんという方の所有物である。
 旧環境庁が1991年に刊行した「日本の巨樹・巨木林」調査結果によれば、株立ちとはいえ、周囲14mは富山県内最大。その姿から「千本カツラ」と呼ばれることもあるようだ。
 樹勢は良さそうだ。幹たちはいずれも若々しく、ひこばえが成長したものように思われる。裏側から見ると、株立ちの様子がよくわかる。
 ただ、これだけの株の中央部に幹がないのが惜しい。何か1本の木という印象が薄れてしまう。中央の幹は失われてあまり間がないのだろうか。
 道路際に立つ案内板によれば、鎌倉時代末期、後醍醐天皇の第8皇子宗長親王がこの木の下におかくれになったという言い伝えがあるそうである。
 
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