ページタイトル:医光寺のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:医光寺のイチョウ(全景)

画像:医光寺のイチョウ(幹から出たサクラ)
名称 医光寺のイチョウ (いこうじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 埼玉県桶川市加納
 〃 3次メッシュコード 5439−04−25
 〃 緯度・経度 北緯36度01分23.0秒
           東経139度34分02.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年11月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 12号と311号、2つの県道が交差する地点の南西に、真言宗智山派東林寺医光寺がある。
 大イチョウは、門柱の先、すぐ左手。県道12号からもよく見える。
 1.3kmほど離れた所にある医光院のイチョウが、最高の色に輝いていたので、このイチョウにも黄葉を期待していたのだが、残念ながら、葉はまだ緑色。
 しかし、よく見ると、イチョウの葉の下に、赤く染まった葉がある(上図参照)。なんと、幹の途中からサクラが突き出ているのだ。
 どうしてこんなことになったのだろうか。愚妻と詮索していたら、話を聞きつけたご婦人(上図右手に写っている)が由来を教えて下さった。
 道路改修の際、(墓地の一部が用地にかかり?)、墓地を縁取っていたサクラが伐採されることになった。今まで馴染んできたサクラがみな無くなってしまうのは惜しいと、ある人物がイチョウの幹に出来た空洞(うろ)に、子苗を植えてみることを思いついた。まさか、本当に根づくとは思わなかったが、いまはすっかり大きくなって、毎年、花をつけてくれる。と、こういうことらしい。
 満開の季節には、このサクラを見に来る人も多いとのことだ。
 
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