ページタイトル:池神社のケヤキ サイトのシンボル

画像:池神社のケヤキ

画像:池神社のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 池神社のケヤキ (いけじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県鶴岡市古郡(ふるこおり)(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5839−07−92
 
〃 緯度・経度 北緯38度45分11.6秒
           東経139度53分52.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2005年10月1日、鶴岡市に合併。旧行政区は東田川郡藤島町





 旧藤島町役場の南1.5kmほどの古郡集落内に池神社が鎮座している。毎年8月15日の祭日に「古郡神楽」が奉納される神社だ。
 古郡神楽は、獅子舞や、子供による剣の舞、熟練者による皿回し、竪物などの曲芸からなる太神楽である。「山形ふるさと塾アーカイブス」サイトを開くと、その様子(ダイジェスト版)を音声付きの映像で見ることができる。境内には神楽伝習室もある。
 訪問時は、その5日前。昼の境内はまだ静かだった。
 旧藤島町指定文化財の山門をくぐると、右手に大ケヤキが立っている。上図がその姿。
 本来は参道から見た姿を「表の顔」と言うべきだろうが、ケヤキを主体に考えると、反対側から見る姿が「表の顔」である(下図)。こちらからだと、大枝を失った跡にすっぽり開いた空洞が隠れて見える。
 堂々たる大樹なのだが、人を遠ざけたり、傷痕の整形などはなされていない。神楽同様、昔から住民たちと普通につきあってきたという感じ。今のところ、樹勢も悪くなさそうだ。
 これも、ある意味で、人と木の好ましい関係なのかも知れない。
 
ボタン:山形県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る