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画像:池場のけやき

画像:池場のけやき(全景)
名称 池場のけやき (いけばのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 6.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 愛知県新城市池場字池嶋(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5237−45−26
 
〃 緯度・経度 北緯35度01分17.3秒
           東経137度41分50.8秒
鳳来町指定天然記念物(1971年6月12日指定)
撮影年月日 2007年2月4日

注1)設置者・設置年月とも不詳(旧鳳来町教育委員会が設置したものか?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年10月1日、新城市に合併。旧行政区は南設楽郡鳳来町





 東栄町との町境近く、国道151号を走っていると、南に緑色の水を湛えた池が見え、そのほとりに1本の大ケヤキが立っているのが認められる。
 この辺りの標高は300m。池場集落は分水嶺上に位置し、ここより北(東)に降った雨は天竜川に、南(西)は豊川の流れへと大きく分かれる。
 緑の池は「竜ヶ池」。この池の主であった竜が土地の娘と恋に落ちたが、正体を見破られたため、諏訪湖に逃げ去ったという伝説を伝えている(平凡社「愛知県の地名」による)。
 池場の地名もこの池に因むのであろう。そしてケヤキが所属する池之神社も。
 池之神社の祭神は天之水分命と国之水分命の2柱。分水嶺に池が存在することに、神意を推し量ろうとしたものと思われる。
 竜との関わりも、池之神社との関係も伝えられていないケヤキだが、旧環境庁の平成元年(1989)調査では、愛知県下No.1とされたケヤキである。 
 
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