ページタイトル:御天狗山のカラマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:御天狗山のカラマツ 名称 御天狗山のカラマツ (おてんぐやまのからまつ)
名称の典拠 福島県総合緑化センター「緑の文化財」
樹種 カラマツ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 3.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福島県南会津郡南会津町井桁(注2)
 〃 3次メッシュコード 5539−54−07
 〃 緯度・経度 北緯37度05分38.5秒
           東経139度35分24.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年6月21日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2006年3月20日、郡内4町村が合併して南会津町誕生。旧行政区は南会津郡舘岩村。なお、環境省巨樹データベースでは所在地を八総字御天狗山としているが、カラマツが立つ場所は八総ではなく井桁地内





 南から流れて来た舘岩川(たていわがわ)は、佐倉山(さくらやま、さぐらやま。通称八総(やそう)佐倉山。標高1073m)の麓をぐるっと巻いて直角に向きを変え、西に向かう。そのカーブの内側、佐倉山北麓の集落が井桁である。
 集落東部を国道352号が通っていて、国道沿いにある井桁豆腐店の工場(?)のすぐ横に小道があり、小道に入ってすぐ「天狗岩社由緒」と題した案内板がある(注3)。ここが天狗岩社およびカラマツへの入口だ(入口近くに駐車場がないので注意)。あとは道なりに進めばよい。
 天狗岩社は、佐倉山から北東に延びる稜線上にあり、山登りの覚悟が必要だが、カラマツまでなら気楽に訪問可能。
 ご覧のようにヒョロッとした姿で、巨木感に乏しいかも知れない。しかし、カラマツとしては、これでもなかなかの大きさなのである。
 「緑の文化財」書籍によれば、天和年間(1681〜84)に共有地の境界木として植えられたと伝えられているそうである。(一説に天狗山の宮の鳥居として植えられたとも)

注3)この案内板に「県文化財指定の逆さ唐松」と書かれているが、このカラマツは福島県「緑の文化財」ではあるが、福島県文化財保護条例に基づく文化財ではない
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