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画像:飯川神社のケヤキ


画像:飯川神社のケヤキ(全景)
名称 飯川神社のケヤキ (いがわじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 7.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県七尾市飯川町(いがわまち)
 〃 3次メッシュコード 5536−47−05
 〃 緯度・経度 北緯37度00分21.1秒
           東経136度56分28.4秒
七尾市指定天然記念物(1965年10月1日指定)
撮影年月日 2003年9月14日

注1)設置者名、設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 県道244号に西面して飯川神社がある。かつての「下の神明」が、明治41年(1908)に「上の神明」を合併して、飯川神社と改称したという。
 社殿も七尾市文化財に指定された立派な建物だが、県道に面して立つケヤキがすばらしい。「日本の巨樹・巨木林」によると、目通り7.8mは石川県下のケヤキでは最も大きな数値である。
 近年、一時樹勢が衰えたことがあった。枯れ枝が急に目立つようになったという。平成13年(2001)に土壌改良などの樹勢回復措置がとられ、再び元気になったようだ。
 周囲に柵が設けられて、ケヤキに触れることはできなくなってしまったが、旧七尾街道のランドマークともいえる大ケヤキのためとあらば、仕方があるまい。

※その後も衰弱が進み倒壊の恐れが生じたようで、うっすらと雪の積もる2022年12月19日から21日にかけ、地上3m程を残して伐採された。苦渋の決断だったという。ご覧のような場所に立つことからやむを得なかったのだろう。(北國新聞ウェブ記事による)(2023/10/19追記)
※舌足らずだったので、さらに追記を重ねたい。ケヤキは枯死したわけでなく、まだ生きている。天然記念物指定も解除されていない。大阪府在住の谷口さんが送って下さった写真では、切断面の近くから元気そうな若枝がたくさん出ている様子が見てとれた。(2023/11/06追記)
 
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