名称　伊賀野のモミ　（いがののもみ） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　モミ 樹高　４０ｍ（注2） 目通り幹囲　６．３ｍ（注2） 推定樹齢　不明 所在地の地名　群馬県吾妻郡中之条町下沢渡伊賀野 　〃　３次メッシュコード　５４３８−７６−４３ 　〃　緯度・経度　北緯３６度３７分１８秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度４７分１０秒 群馬県指定天然記念物（１９９２年５月１５日指定） 撮影年月日　２００３年７月２９日 注1）１９９４年３月に群馬県教育委員会と中之条町教育委員会が連名で設置 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林　関東版（�T）」による 　中之条町では囀石のモミに次いで２番目、全国でも第５位（注3）の幹囲を誇るモミだ。 　四万川（しまがわ）に沿う国道３５３号と別れ、県道５５号を西に向かう。間もなく伊賀野集落への分岐点があるので、そこを右折して１．５ｋｍほど走る。と、伊賀野集落のはずれに大モミが立っている。樹勢よく、ひときわ背が高いので、近くまで行けばすぐわかる。 　根の発達具合もすばらしい。これだけの根だからこそ、これだけの巨体を支えることができるのだ、と実感した。 　余談だが、県道５５号は「日本ロマンチック街道」と名付けられている。六合村との境界になっている暮坂峠には、若山牧水の詩碑もあり、そこで一息入れるのもいい。舗装路の快適ドライブでは牧水の感傷を偲ぶべくもないが、後ろから追いついた車にはすべて道を譲って、ゆっくり走ると気持ちのよい道である。 注3）高橋弘著「日本の巨樹・巨木」による。渡辺典博著「巨樹・巨木」も