ページタイトル:井戸神社のカツラ 当サイトのシンボル

画像:井戸神社のカツラ(全景)(幹と並ぶ)




画像:井戸神社のカツラ(幹と並ぶ)
名称 井戸神社のカツラ (いどじんじゃのかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 39m(注2)
目通り幹囲 11.6m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 滋賀県犬上郡多賀町向之倉字東反尻
 〃 3次メッシュコード 5236−62−97
 〃 緯度・経度 北緯35度14分51.6秒
           東経136度20分07.3秒
多賀町指定天然記念物(2002年4月25日指定)
撮影年月日 2009年5月9日

注1)滋賀県は、文化財としての天然記念物のほかに、自然環境保全条例によって「自然記念物」を定めている。このカツラが平成3年3月1日、自然記念物に指定されたことを示す案内板を滋賀県が設置した(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による





 芹川左岸の高台に、かつて向之倉集落があった。
 今は廃村。故郷への執着が強くない若者にとっては、やはり便利な場所に住んだほうが暮らしやすいに決まっている。それにしても、私の住む新潟県に比べれば、冬でも交通が途絶えるわけでなく、救急車だって10数分で来てくれそうな土地なのに。驚くばかりである。
 幸い、道路はまだ十分しっかりしており、カツラへの入口に駐車場もある。カツラ訪問者にはありがたい。
 駐車場に車を置き、よく整備された歩道を歩く。カツラまでは、ほんの数分。
 株立ちのカツラだ。ひこばえに囲まれて、枯れてしまった幹も、元気旺盛な幹も、みな一緒に立っている。
 根元の一方が崖になっており、その下に小さな池がある。これが「井戸」なのだろうか。
 池には枯れた幹が横たわっている。集落がなくなって、周辺整備の手も足りないようだ。
 この先、このあたりは、どうなっていくのだろうか。
 
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