ページタイトル:一関八坂神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:一関八坂神社のスギ(全景)

画像:一関八坂神社のスギ(幹と並ぶ)
名称 一関八坂神社のスギ
    (いちぜきやさかじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 6.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県阿蘇郡南阿蘇村一関(注2)
 〃 3次メッシュコード 4931−10−84
 〃 緯度・経度 北緯32度49分18秒
           東経131度03分06秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月4日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年2月13日、阿蘇郡内の3村が合併して南阿蘇村誕生。旧行政区は阿蘇郡白水村





 南阿蘇鉄道中松駅の西を通る県道39号(矢部阿蘇公園線)を南下する。鉄道を横切って間もなく、県道は白川に架かる祇園橋を渡るが、そのすぐ手前を左折すると八坂神社の前に出る。
 祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)とその妻稲田姫命(いなだひめのみこと)。
 正式な社号は八坂神社だが、石鳥居の額は「下市神社」。かつては祇園社と呼ばれて、下市、下積、上中、西中、下中など7ヶ村の氏神だったようだ。神社の場所が昔の下市村だったのだろうか。(祇園橋の名に、祇園社時代の名残が見える)

画像:八坂神社境内第2のスギ
 境内第2のスギ。枝振りが面白い

 境内は、白川を望む高台となっている。
 旧環境庁資料には、標記のスギのほか何も記載されていないが、社叢には巨樹も多く混じる。
 最大木はすらっと直立して、いかにもスギらしい樹形。左下図を見ると樹皮が若々しく見えるが、この反対側は、かなり傷んでいる。頂部も少し薄くなってきた感じ。
 そろそろ寄る年波に勝てなくなりつつある、といったところ。
 
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