ページタイトル:一宿神明社のアカマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:一宿神明社のアカマツ 名称 一宿神明社のアカマツ
    (いちやどりしんめいしゃのあかまつ)
名称の典拠 「とやま巨木探訪」(注1)
樹種 アカマツ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注3)
推定樹齢 330年(注2)
所在地の地名 富山県下新川郡入善町一宿
 〃 3次メッシュコード 5537−24−70
 〃 緯度・経度 北緯36度54分06.4秒
           東経137度30分31.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年12月11日

注1)2005年6月10日刊行(泉治夫ほか編)
注2)上記「とやま巨木探訪」による
注3)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 樹名の一宿は地名。黒部川右岸堤防から1kmほど離れたところにある集落である。集落の周囲は一面の水田。遠くに北アルプスの山々がよく見える。
 近年、すぐ横を北陸新幹線が通った。写真に見えるのはその高架部分である。
 その際に参道や社殿の位置が少し変わったのだろうか。境内に黒御影石の「神殿跡」碑があった。
 神木のアカマツは高架の近く。
 上記「とやま巨木探訪」の写真を拝見すると、背が高く多くの枝葉を繁らせていたようだ。高架の近くといっても、そこそこの距離はあるので、建設の時にこんな姿にさせられた訳ではない。「とやま巨木探訪」の写真には、姿の良いアカマツの隣にちゃんと新幹線の高架も写っている。この姿になったのは、その後のことである。
 新幹線建設時は何事も無かったとは言え、松にとって、毎日何回も樹冠近くを電車に高速で走る抜けられることに耐えられなかったのかも知れない。(あるいは別の理由なのかも知れないが)
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