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画像:一ノ矢のケヤキ

画像:一ノ矢の大欅(枯死)
枯れてしまった大ケヤキ
名称 一ノ矢のケヤキ (いちのやのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 茨城県つくば市玉取
 
〃 3次メッシュコード 5440−10−48
 
〃 緯度・経度 北緯36度07分28.6秒
           東経140度05分50.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年2月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による





 つくば大学の北2km、高エネルギー加速器研究所の南東4km。科学の先端にある組織からほど近い地に、一ノ矢八坂神社が鎮座している。
 祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)。貞観元年(859)の創建と伝える古社で、本殿は県指定文化財。なかなか立派な神社である。旧暦6月7日の例大祭は、通称を「ニンニク祭」とも呼ばれ、厄除けのニンニクが配られる。
 案内板によれば、「一ノ矢」の名の由来は次による。
 昔、友永なる勇士があって、3本足のカラスを射た。1本目、2本目を射損じ、3本目が命中した。外れた1本目の矢が落ちた場所が、一ノ矢の地だ。そんな内容だった。
 境内には目通り10m、県内有数の大ケヤキ(「一ノ矢の大欅」)があった。案内板には、今も記載されているが、既に完全に枯死してしまったようだ。県天然記念物指定も解除されたのではなかろうか。
 残されたうち、最大の個体が上写真のケヤキである。(今にも降り出しそうな厚い雲が空を覆っていて、ひどい写真になってしまった)
 石鳥居に向かって左手に立っている。根張りが逞しいため、上記のデータとなったが、主幹の太さは、枯れた大ケヤキにまだまだ及ばないようだ。
 
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