ページタイトル:市ノ瀬のヤマモモ ロゴ:人里の巨木たち

画像:市ノ瀬の楊梅 名称 市ノ瀬のヤマモモ (いちのせのやまもも)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ヤマモモ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県那珂川市市ノ瀬(注2)
 〃 3次メッシュコード 5030−13−44
 〃 緯度・経度 北緯33度27分24秒
           東経130度25分34秒
福岡県指定天然記念物(1963年12月24日指定)
撮影年月日 2015年4月3日

注1)那珂川町作成の指定文化財一覧表による
注2)2018年10月1日、那珂川市となる。旧行政区名は
筑紫郡那珂川町





 中ノ島公園近くにある日吉神社境内、那珂川(なかがわ)の川原に左図のヤマモモが立っている。
 1本の巨木の形が崩れて今の姿になったようにも見えるが、実はそうではなく、最初から2本のヤマモモだったようだ。(上記の幹囲データは2本をまとめて測ったもの?)
 ヤマモモは雌雄異株である。案内板の説明によれば、この2本の一方が雄株、他方が雌株なのだそうだ。
 現在はこんな姿だが、天然記念物指定を受けた昭和38年(1963)頃にはしっかりくっついていて、まるで1本の木のようだったのかも知れない。天然記念物の員数は「1本」とされている。
 背後の那珂川は、普段はきれいな川で、中ノ島公園は川遊びの場所として知られているらしい。
 しかし、訪ねた日は大雨。濁流が渦巻いていた。
 美しい流れを紹介できなかったのが、少々心残り。
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