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名称 一の宮神社の大杉
(いちのみやじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 52m(注1)
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山梨県上野原市西原(さいはら)字原(注3)
〃 3次メッシュコード 5339−40−41
〃 緯度・経度 北緯35度42分21秒
東経139度00分45秒
山梨県指定天然記念物(1967年5月29日指定)(注4)
撮影年月日 2004年8月25日
注1)現地の案内板(2001年1月20日に山梨県教育委員会と上野原町教育委員会が連名で設置)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年2月13日、上野原市誕生。旧行政区は北都留郡上野原町
注4)「一の宮神社の社叢」として境内林全体を指定
孫引きで恐縮だが、「甲斐国史草稿」では、康永2年(1343)「結縁之檀那」となった武田一宮奉納の十一面観音を神体とし、祭神は未詳とされているらしい。
室町頃からの古社で、神仏習合時代は、かなり仏教色が強かったのかも知れない。明治の神仏分離以来(?)、今は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祭神としている。
境内は県道18号(上野原丹波山線)より一段高い。そこにスギを中心とする大木が林立しているものだから、緑の小山の感がある。
県天然記念物に指定されるだけあって、見事な社叢だ。案内板によれば、スギだけでも、目通りで約5mが5本、4mが約50本あるという。
なかに図抜けて大きいのが1本。目通りが8mを超えると、さすがに迫力が違う。
樹高も高い。石段の上に立っていることもあって、見上げる者を圧倒する。
上野原町内最大のスギは、多くの仲間に囲まれて、王者の風格を備えていた。 |
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