ページタイトル:一宮神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:一宮神社のケヤキ

画像:一宮神社
名称 一宮神社のケヤキ
    (いちのみやじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県豊岡市但東町久畑(注2)
 〃 3次メッシュコード 5335−00−90
 〃 緯度・経度 北緯35度25分08.8秒
           東経135度00分31.3秒
兵庫県指定天然記念物(1986年3月25日、「一宮神社のケヤキの森」として、境内林のケヤキ巨木9本を一括指定)
撮影年月日 2010年10月17日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年4月1日、豊岡市に合併。旧行政区は出石郡但東町





 国道426号沿い、高橋小学校の南に一宮神社(「弌宮神社」と記すこともある)が鎮座している。
 天正年間(1573〜92)の創立で、祭神は彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)。
 古くはここを、山陰地方と都を結ぶ京街道が通っていた。
 一宮神社の近くには久畑関所があった。幕末の元治元年(1864)、蛤御門(はまぐりごもん)の変に惨敗した長州藩桂小五郎が、京都から逃れる際、危うくこの関所で捕らえられそうになった逸話も残っているらしい。
 当然、その頃から大ケヤキは立っていたはずだ。
 全部で9本のケヤキが天然記念物指定を受けたが、写真の個体は、鳥居に向かって右手。最も国道側に立っている。二番手の個体は目通り4m台だから、群を抜く大きさである。
 このケヤキだけ、他とは樹齢が違うのかも知れない。
 
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