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名称 一の橋の樟樹 (いちのはしのしょうじゅ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 8.0m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 和歌山県和歌山市一番丁
〃 3次メッシュコード 5135−21−74
〃 緯度・経度 北緯34度13分44.9秒
東経135度10分25.1秒
和歌山県指定天然記念物(1958年4月1日指定)
撮影年月日 2014年3月24日指定
注1)設置者名・設置年月とも不詳。ただしこの名前は天然記念物指定名称と一致している
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
和歌山城内の樹木中、ただ一つ天然記念物指定を受けているのがこの大クスだ。
北堀の東端に架かる橋が「一の橋」で、ここが大手門であった。クスノキは、そこからほど近い位置に立つことから標記の名前がつけられたのだろう。
下図でお分かりのように、大手門に近いとはいえ、クスノキは一段高い石垣の上に立っている。
石垣の上は二の丸跡である。そちらから見れば、クスノキは東の端にあたる。
周囲には多様な樹木が生え、クスノキの姿を覆い隠している。二の丸跡からクスノキの全体像を捉えるのは困難。立入禁止部分もあって撮影には不便だが、これだけ多くの人が訪ねる場所にある以上、クスノキの健康のためには致し方ないことだろう。
案内板によると、昭和20年(1945)の和歌山大空襲で損傷を受けたが、その後、樹勢が回復して今日の姿となったという。
和歌山城内で最大の樹木である。 |
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